まるとしずく

2024/08/02 22:02


布おむつは、紙おむつのように使い捨てでなく、洗って何度も使えるおむつです。


今、95%以上の方はは紙おむつを使う時代ですから、布おむつを見たことのない方もたくさんいらっしゃると思います。


今日から、布おむつがどんなものか少しずつお分かりいただけるようにお話していけたらと思います。


まず、布おむつは一般的に『布おむつカバー』と、『吸収帯』の2つに分かれています。


布おむつカバーは、素材や構造で防水の役目を持たせています。


吸収帯はおしっこやうんちを吸い取るものです。


普通、布おむつカバーの上に吸収帯をのせた状態で赤ちゃんに装着します。


カバーを留めるのはマジックテープやスナップボタンが一般的です。


おむつ交換のとき、おむつカバーが汚れていなければおむつカバーはそのまま使用。汚れた吸収帯だけを交換します。
カバーが汚れたらその時はカバーも吸収帯も交換。


こんな感じです。


おむつカバーはいろんな種類がありますが、素材として多いのはポリエステル、フリース、綿、ウールなど。
それぞれに特徴があります。


ポリエステル→防水布などの役目を持たせるもので安価で防水効果が高いのがメリット。通気性や着け心地の面では優れているとは言い難いのがデメリット。


フリース→ポリエステルと似た特徴を持つ。マイクロプラスチックについての懸念があるのがデメリット。


綿→お肌に優しく扱いやすいが、防水の機能をもたないので表面が綿のカバーは、枚数をたくさん用意することが必要になる。


ウール→綿より通気性・透湿性に優れており、通年着け心地が良い。お肌にも優しい。縮みやすく、デリケートな素材で高価ではあるが、防汚性・防臭性にも優れているので頻繁に洗わなくても良く、慣れると手間要らずで長持ち。トータルのコスパが高い。また、天然素材ながらも、生地の上に水滴を落とすと水玉になってぽろんぽろんと転がるくらい、驚きの撥水性を持つ。



まるとしずくは もちろんウール推し♡


まるとしずくだけでなく、布おむつユーザーには断然ウール推し!の方がとても多くいらっしゃいます。


布おむつカバー、たくさんの種類があるので迷ってしまいますが、まずは『素材』をしぼりこむことで少し選びやすくなるかもしれません!